パニック障害に関係する脳内神経伝達物質と治療薬SSRI

パニック障害は、独立した病気として認知されてからまだ日の浅い病気であるため、はっきりとした発症のメカニズムが解明されているわけではないでしょう。
しかし、脳内の神経伝達物質である、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンのバランスが崩れることによって起こるのではないかと考えられているところです。
その為、病院ではこれらの脳内神経伝達物質のバランスを整えることにより、パニック障害の症状を改善させる治療が行なわれます。
パニック障害の治療でよく使われる薬として、「SSRI(選択的セトトニン再取り込み阻害薬)」(バロキセチン、セルトラリン)ががあるのではないでしょうか。
これは脳内のセロトニンを増やしてくれる働きがあり、パニック障害の治療で一番良く使われている薬です。
SSRIによってパニック障害の発作をコントロールするためには、パニック発作を抑えることのできる量を見つけて、1~2年間継続的に服用しなければいけません。
パニック障害の発作の状態を見ながら減薬を行う必要があり、突然、勝手に止めてしまうと、めまいや電気ショックを受けたような強い衝撃を感じるといった中断症候群の副作用が現れることががあるのではないでしょうか。
SSRIは、即効性のある薬ではなく、効果が現れるまでに2~3週間必要になるため、パニック障害の症状が強い場合には短期的に抗不安薬を併用して処方されることもがあるのではないでしょうか。