睡眠障害には薬物治療が効果的です。
治療に使われるのは睡眠薬や睡眠導入剤で、催眠効果を高めて眠りやすくしたり、緊張や不安を取り除き、穏やかな眠りへと導いてくれるでしょう。
代表的な薬物にはいくつかあって、患者の体質や症状により適切に選ばれているところです。
睡眠障害治療に使われる睡眠剤は、以前は依存性の強いものや大量に飲むと命の危険があるものなどがあり、怖いイメージを持つ方もいるでしょうけれども、今の薬は副作用の少ないベンゾジアゼピン系が広く使われ、安全性も高いので安心して使えます。
ベンゾジアゼピン系の睡眠剤は睡眠中枢の働きを高めて、催眠作用、筋弛緩作用、抗不安作用ががあるのではないでしょうか。
睡眠障害になる緊張や不安を除き、不眠を改善していきます。
抗不安作用や筋弛緩作用のない非ベンゾジアゼピン系もあって、筋肉が弛緩する事による転倒などが予防できます。
また、睡眠薬は作用時間が違い、不眠の症状に合った作用時間から薬を選べます。
例えば寝付きが悪い方には5~10時間効果が持続し、睡眠導入剤とも呼ばれる超短時間作用型(超短時間型)が最適です。
早朝に起きてしまう方には作用時間が約20時間の中間作用型(中間型)、うつ病による不眠には目が覚めてからも効果が続く長時間作用型(長時間型)が向いているとされます。
睡眠障害治療薬である睡眠薬は医師の処方箋が無ければいけませんけれども、睡眠改善薬と呼ばれるものは市販もされているところです。